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ヨロズな感想日記

あれやこれやの感想を興奮気味にお伝えしたい。

動画を見て感じたメンダコのかわいいポイント3つ

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「メンダコ」って皆さんご存知ですか?

 

ネットで少し前に話題になっていたのでなんとなく存在は知ってるって人も多いんじゃないかと思います。

 

実は私Tシャツやパーカーのデザインの仕事をチョコチョコやらせてもらってまして、その関係でメンダコの動画を見まくったんですけど、見事にメンダコの魅力に取りつかれちゃいました。

 

まずはこの動画をみてください!


メンダコ - Flapjack octopus

 

めっちゃかわいくないですか!?

もっともっと注目されてほしい!もっとみんなメンダコについて語ってほしい!

 

動画をみて感じた「メンダコのかわいいポイント」についてまとめてみたので、みなさんも私と一緒にメンダコのかわいさをお友達や家族に伝えてあげてください!

 

かわいいポイント①耳みたいなヒレ

動画を見てもらってわかる様に、メンダコって頭についてる耳みたいなのをパタパタさせながら泳ぐんですけどそれが堪らなくかわいい!

ダンボみたいでとってもメルヘン。

 実際は耳ではなくヒレなんだそうですが、普通のタコはヒレなんてないのになんでメンダコにだけ付いてるんですかね?

しかもあんな頭の上なんかに付けっちゃってめっちゃあざとい。めっちゃかわいい。 

かわいいポイント②スカートみたいなひらひら

「深海のアイドル」とも呼ばれるメンダコ。

 泳ぐときに足?のヒラヒラがスカートみたいに揺らめいてるところなんかまさにアイドル! そして動画の8秒あたり!このぶわっと感!

 見ててすごくワクワクするし、かわいさだけでなく優雅さも感じられます。

かわいいポイント③タコっぽくないのにちゃんとタコ

スミも吐かないし見た目もこんなにタコっぽくないメンダコ。

でも裏側はしっかりタコなんです。

 普通のタコよりは少ないようですが、ちゃんと吸盤が並んでるんですね。

ここがいい!

かわいらしいお顔でめちゃくちゃ男らしい特技を持ってる女の子みたいな良さを感じます。ドキドキさせられちゃいますね。

 

 以上、私が感じたメンダコのかわいいポイントについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

メンダコの魅力が少しでも多くの人に伝わると嬉しいです!

 

 

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感想(0件)

アニメ映画『インサイド・ヘッド』感想 ※ネタバレ有

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作品データ

 『インサイド・ヘッド

 ・監督:ピート・ドクター/ロニー・デル・カルメン

・脚本:ピート・ドクター/メグ・レフォーブ/ジョシュ・クーリー

・製作:ジョネス・リビラー

・制作会社:フォルト・ディズニー・ピクチャーズピクサー・アニメーション・スタジオ

あらすじ

ママとパパに見守られて、ミネソタで元気いっぱいに育った11才の少女ライリー。そして、いつも彼女の頭の中にいる“5つの感情たち”―ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミ。


ところが、遠い街への引っ越しで、不安とドキドキがいっぱいになったライリーの心の中ので、ヨロコビとカナシミは迷子になってしまいます。
ライリーは、このまま永遠にヨロコビやカナシミの気持ちを見失ってしまうのでしょうか?


観終わった時、あなたはきっと、自分をもっと好きになっている―。
驚きに満ちた、誰も見たことのない“頭の中の世界”で繰り広げられる、ディズニー/ピクサーの感動の冒険ファンタジー!(公式サイト作品情報より抜粋)


映画『インサイド・ヘッド』最新予告編

感想

以下、ネタバレ注意!

 大人から子供まで楽しめる脳内冒険ファンタジー

まず設定が面白いですよね。

 

11歳の少女・ライリーの頭の中を舞台に、人間のもつ5つの感情をそれぞれキャラクター化。

引っ越しで情緒不安定になっているライリーの感情の乱れを、脳内にいるキャラクター達の奔走として表現。

他にも記憶の整理や潜在意識、睡眠時に見る夢など、脳内で行われている働きをイマジネーション豊かに表現することで、幅広い年齢層が楽しめるものに仕上げています。

 

 「なぜか頭の中でリピートする曲」とか、あるある過ぎて笑っちゃいました。

 

色んな人に薦めたい映画なんですがその理由として、この映画が「自分や人の感情を冷静に判断できるようになる映画」だからです。

 

例えば、すごくムカつくことがあったとしても「あ、今頭の中でムカムカが仕事してるんだな~。」って思えば何だか冷静になれるんですよね。

自分を客観的に見ることができるようになる。

 

そして怒っている人を見ても「ああ、あの人は今イカリが司令を出しているんだな。」

「司令室バタついてるんだろうな。」って思えるので人にも優しく接することができるようになる。

 

みんなが自分の感情を冷静に判断したり、他者の気持ちを想像することができたら、お互いにいい関係を築いていくことができると思うんですよね。

 名キャラビンボン

本作で私が最も心奪われたのがビンボンの存在です。

 

ビンボンはライリーが小さいころに作りだした「空想上の友達」

無邪気で愛嬌のあるキャラクターです。

小さい頃はよくビンボンと空想世界で遊んでいたライリーですが、11歳になった彼女が空想上の友達と遊ぶことなんてもうない。

 

「ライリーとまた遊びたい。大好きなライリーのためになりたい」

 

そんなときにヨロコビ達と出会ったビンボン。

司令室へと急ぐヨロコビに「指令室まで戻れたらビンボンのことをライリーに思い出させてあげる」と言われて一緒に司令室へ向かうことに。

 

この道中で繰り返し描かれているのが、ライリーの中でビンボンはすでに不要な存在であるということです。

 

二人で遊んだロケットは「記憶のゴミ捨て場」(古くなった思い出を捨てる谷底)に捨てられ、ライリーの頭の中では新たに「理想のボーイフレンド」が生み出されている。

そしてヨロコビとともに「記憶のゴミ捨て場」に落ちてしまったビンボンは、自分の身体が徐々に消えかけていることに気が付くのです。

 

「自分はもうライリーにとって必要のない存在なんだ」

 

それでもビンボンはライリーのために行動するんです。

 

自分がゴミ捨て場に留まることで代わりにヨロコビを地上に戻す。

ライリーの幸せを願いながら一人、ゴミ山の中で消えていくビンボン。

 

もう絶対泣くよねこんなの。

 でもビンボンがライリーの中から消えることで、ライリーは人間として成長していくんですよね。

 

ヨロコビとカナシミを取り戻したライリーは、以前より複雑で豊かな感情を手に入れて次第に大人になっていく。

 

ヨロコビやカナシミが「ライリーの感情のキャラクター」であるように、ビンボンは「ライリーの幼さを表したキャラクター」だったんでしょうね。

 

幼さと決別して成熟した感情を育んでいく。

 

そんな「人間の心の成長」を示してくれたビンボンに、私は泣きながら喝采を送りたい。

 カナシミの必要性

驚いたのがこの物語が「悲しむことの重要性」にスポットを当てているというところ。

 

でも悲しみなんて感情のなかでも一番ネガティブだし、なるべく感じたくないものですよね。視聴する子供たちにとっては喜びいっぱいの毎日のほうがいいはず。

 

なのになぜピクサーはこのような命題を提示したのか。

 

ライリーのお気に入りの思い出に「両親に見守られながら、アイスホッケーの仲間に胴上げされる」というものがあります。

ヨロコビはこの思い出を「みんなに胴上げされて超ハッピーな思い出」と語りますが、カナシミはこれを「ライリーのミスで試合に負けた悲しい思い出」と語る。

 

実はこれ、「自分のミスのせいでチームが負けてしまい落ち込むライリーを、両親とチームの仲間達が励ましてくれた思い出」だったんです。

 

悲しいことがあったからこそ、みんなの優しさ、温かさを感じることができた。

 

日本では「インサイド・ヘッド」という題名で公開された本作ですが、原題は「Inside Out」。

「裏返し」という意味です。

 

悲しみの裏に喜びがある。

だから自分の中に生まれる全ての感情を大切にしてほしい。

 

こういうことをこの映画は伝えたかったんじゃないかな。

 

私自身、ネガティブさを原動力に生きている人間なのでこれには納得させられました。

こういうメッセージを、説明しすぎずに映像を通して伝えるピクサー

すごい。

 

 

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アニメ映画『鉄コン筋クリート』感想 ※ネタバレ有

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目次

作品データ

鉄コン筋クリート

・監督:マイケル・アリアス

・脚本:アンソニー・ワイントラープ

・原作:松本大洋

・制作会社:STUDIO  4℃

あらすじ

義理人情とヤクザが蔓延る町・宝街。そこに住む<ネコ>と呼ばれる少年・クロとシロは、驚異的な身体能力で街の中を飛び回ることが出来た。

そんなある日、開発という名の地上げやヤクザ、3人組の殺し屋、蛇という名の男性が現れる。更に、実態不明の“子供の城”建設プロジェクトが立ち上げられる事になり、町は不穏な空気に包まれる。(ウィキペディア抜粋)

 


「鉄コン筋クリート」予告

 感想

初めて見たときの衝撃が忘れられない作品ですね。

もう何度見返したかわからないし、全く色あせようがない。

以下、内容についての感想ですがネタバレ有。

病みつきになる映像美術

とにかく素晴らしいのがその映像美。

 

お店の看板、道に貼ってるポスター、建物の窓なんかのこと細かい描き込み。

鮮やかな色合いなんだけどどこか懐かしい雰囲気の町並み。

そんな風景の中、飛んだり跳ねたり縦横無尽に動くキャラクター達。

 

これらの描写が独特の世界観を生み出しており、何度も見たくなるようなクセのある作品を生み出しています。

制作にあたって3DCGを多用しているとのことですが、CGっぽっさを感じない映像作りがされていて、見ていて全然違和感ないです。

 

主人公二人の関係性

「クロの無いところのネジ、シロが持ってた」っていうシロのセリフ。

これがこの作品の全てを示しているんじゃないかと思うんですよね。

 

無知で無垢なシロは、クロが世話をしてあげないと到底生きていけない。

クロはそんなシロを守ることが自分の存在意義だと思っているけれど、本当はクロの方がシロに守られていたという事実。

 

「人は一人では生きていけない」

「人はお互いの足りないところを補い合って生きている」

こんなのをめちゃくちゃ濃く煮詰めたような二人の関係性と、そんな風に支え合って生きている二人の姿がなんか愛おしくて泣けてきちゃうんですわ。

 

初めて見たのが10年前なんですけど、年を取れば取るほど余計そう思えてきちゃう。

 

声優としての蒼井優

アニメ映画だと、「あの俳優・アイドルが声優に初挑戦!」ってパターンよくありますよね。

 

この映画でも俳優さんが多数声あてているんですけど、シロ役の蒼井優の演技が素晴らしすぎ!

見ていて全く蒼井優の顔がチラつかないですよね。声がシロそのもの。

後半のシロがひたすら叫び声上げるシーンとか、もう蒼井優の声だってこと完全に忘れてましたからね。

 

他のアニメ映画でも声優やってるらしいので、色々見てみたいですね。

 

  

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『十二人の怒れる男』感想 ※ネタバレ有

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 目次

作品データ

十二人の怒れる男

・監督 シドニー・ルメット

・脚本 レジナルド・ローズ

・製作 レジナルド・ローズ

    ヘンリー・フォンダ

・音楽 ケニヨン・ホプキンス

・撮影 ボリス・カウスマン

・出演 ヘンリー・フォンダ  ジョセフ・スィーニー

あらすじ

父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、陪審員が評決に達するまで一室で議論する様子を描く。

法廷に提出された証拠や証言は被告人である少年に圧倒的に不利なものであり、陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。

陪審員一致で有罪になると思われたところ、ただ一人、陪審員8番だけが少年の無罪を主張する。

彼は他の陪審員たちに、固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ再検証することを要求する。

陪審員8番の熱意と理路整然とした推理によって、当初は少年の有罪を信じきっていた陪審員たちの心にも徐々にある変化が訪れる。(ウィキペディア抜粋)


12 Angry Men 1957 trailer

 感想

皆さんは知らず知らずのうちに差別や思い込み、偏見を持ったことってありませんか?

 

「B型の人はわがまま」

「子供は子供らしく」

「ゆとりは使えない」

 

 日本で裁判員制度が始まって7年が経ちますが、人間が人間を公平に判断することが本当にできるものなのか。

その難しさ、危うさを描いたのがこの「12人の怒れる男」です。

 

以下、読んでの感想ですがネタバレ注意。

日本映画界はここをめざせ!

この「12人の怒れる男」は、製作費約35万ドルという低予算で、かつ撮影日数2週間という短期間で制作された作品です。

96分の上映時間中ほとんどのシーンが同じ部屋の中で繰り広げられます。

こういう法廷ものの場合、犯行時の回想シーンとか、事件現場の映像とか入りそうなものなんですけどそういうのも一切なし。

 

扇風機が壊れた真夏の狭い部屋、肘と肘がぶつかりそうな狭いテーブルで12人の俳優達が見せる熱演のみで構成された舞台劇に近いスタイル。

低予算だからこの脚本になったのか、それとも逆なのかはわかりませんが、96分間を全く飽きさせない展開に脚本家の才能が光る作品と言えます。

 

邦画だと「キサラギ」が同じ感じかなと思うんですが、こういう脚本で勝負!っていう作品を日本映画界はもっと作るべき。

せっかく演技力のある素晴らしい俳優さんたちが、日本にはたくさんいるんですから。

偏見が真実を曇らせる

 少年の有罪、無罪を決めるために集まった陪審員12名。

罪名は第一級殺人。

有罪になれば少年は電気椅子に送られることになる。

 

 慎重に議論されるべき評決。

ですが陪審員達の中にあるのは「スラム街の不良は人を殺して当然」という決めつけ。

「有罪に決まってるんだからさっさと終わらせて帰ろうぜ」という場の雰囲気の中で、陪審員8番だけが少年の無実を主張します。

「人の生死を5分で決めて間違っていたら?1時間話そう」

 

実はこの裁判、証言と証拠を慎重に照らし合わせてみると、不自然な点が次々と浮かび上がってくる不確かなものだったのです。

思い込みを捨て、真実だけを見ようとした陪審員8番だけがそこに気づいた。

 

これこそが監督が提示したかった陪審員制度に対する問題点でしょう。

 人が人を裁けるのか

偏見による思考停止が真実を覆い隠してしまうという事実。

その思考停止で無実の人間が死刑になり得るという事実。

そんな中で罪が決められるということの危うさ。

 

だけどこの映画はその解決策も同時に提示します。

それは先入観を差し引き、そこに現れた真実だけをみつめるということ。

そして審議の中から真実は洗い出さすということ。

 

「不良だろうと事実だけが問題」という作中の言葉。

陪審員同士が疑問点に意見しあう中で事実が明白になっていく様子。

 

シドニー・ルメット監督が伝えたかったのは人間の理性への期待、民主主義への賛美だったのではないでしょうか。

 

私なんかだと「裁判員の人達もああやって適当に決めようとするんじゃないのか」と思っちゃうんですが、人間が人間を信用できなくなったら何も成立しなくなっちゃうんですもんね。

そうじゃなくて自分が裁判員になったとき、先入感を捨てて慎重に取り組むということをしなくちゃならんのですよね。

 

 

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『モブサイコ100』感想 ※ネタバレ多少有

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目次

作品データ

モブサイコ100
・作者:ONE
・2012年4月18日~裏サンデー、2014年12月~Manga ONE連載中
・2016年7月~9月テレビアニメ放送

あらすじ

100になると爆発する少年の名は…モブ!自己表現がヘタな超能力少年、通称・モブ。
普通の生き方にこだわり超能力を封印しているモブだが、感情が高ぶり数字が100になったとき…少年の身に何かが起こる!!!!(裏サンデー抜粋)

 


【裏サンデー】「モブサイコ100」PV

感想

ワンパンマン』原作者が描いてる漫画ということで存在は知っていたんですが、けっこう長いこと未読でした。
アニメ放送をきっかけに漫画も読み始めたんですが、面白い漫画に絵柄は関係ないんだなって改めて感じさせてくれる漫画家さんですよねONE先生は。

 

以下、読んでの感想ですがネタバレ多少有。

 

 応援したくなる「最強主人公」

本作主人公のモブ君は「最強の超能力者」です。
ビルや建物なんか軽々浮かせられるような災害レベルの念動力が使えて、登場する他のどの超能力者よりも強い。

「主人公が最強」って一歩間違うと読者に嫌われやすい設定だと思うんですが、モブ君の場合は素直に好感持てるし読んでて自然に「応援したい!最終回まで見届けたい!」っていう気持ちなっちゃうんですよね。

 

なんでかっていうと、この漫画が描こうとしているのが「最強の超能力者としての主人公」ではなく「勉強もスポーツも人付き合いもダメだけど、それでもひたむきに人として成長しようとする主人公」だから。

「最強の超能力者」という要素は、ここでは単なる個人がもつ特徴の一つという扱いなんです。


モブ君は自分の超能力のことを、日常生活を送るのに全く必要ないものと考えているので自分から積極的に使用することはありません。
なぜなら超能力が使えても場の空気が読めるようにはならないし、数学解けないし筋肉もつかない。意中の人、ツボミちゃんと手を繋いで帰れるようにもならないから。


自分を変えようと入部した肉体改造部で毎日ぶっ倒れるまでランニングしたり、人付き合いが苦手なのに人との関わりを大切にして、不器用ながらも自分の気持ちを相手に伝えようとする。
この「必死に向上しようとする姿」が読んでてグッとくるし、すごくカッコいいんですよ。

 before→afterがいっぱい

たくさんの登場人物たちと出会いで成長していくモブ君ですが、その登場人物達もまた、モブ君との出会いをきっかけに自分自身を見つめなおしていきます。

敵として登場する超能力者の大半は「自分はまわりの人間とは違う特別な存在」「弱者は強者に支配されるべき」という、力を持つマイノリティ特有のこじれた思想持ち。

ですが、自分よりも圧倒的な力を持つ存在が「自分は凡人」「周りの人達に感謝してる」と語るのを聞き、今までの考え、生き方を修正することになります。
テロ組織にいた超能力者が社会復帰して、自分の特性を生かした職に就いてるとことか読んでて嬉しくなっちゃいました。
あとテル君かな。彼は超能力で市内の不良達を牛耳っていたんですが、モブ君に完敗してからどんどん変化します。頭頂部が。

 大人の役目

魅力的なキャラがたくさん出てくるこの作品の中で、私が声を大にして推したいのが、モブ君の師匠、霊幻 新隆(28)です。

自称霊能力者の詐欺師で、モブ君を上手いこと言いくるめて自分の代わりに悪霊の除霊をさせていますが、詐欺師という点を除けば非常に有能かつ優れた人間性の持ち主。

強すぎる自分の力に怯え、悩むモブ君に的確なアドバイスをあげたり、日常生活での悩みについて相談に乗ってあげたりと、モブ君の精神的な支えになっています。

また、モブ君が背負いこみ過ぎた危機的ゴタゴタ(テロリストな超能力者が殺しにかかってくる)を、「大人にまかせておけ!」と言って全部代わりに抱え込んで対処しようとするなど、めっちゃ強いけどまだ子供なモブ君を、師匠として、保護者として、大人として守ろうとする。

 

私、霊幻と同世代なんですけど、あの状況で同じ行動がとれるかと聞かれたらまったく自信ありません…。

モブ君を導いてあげて、彼が独り立ちするところを見届けるのがこの漫画における霊幻の役目なんだと思うんですが、モブ君が巣立った後、霊幻はちゃんと自分自身の為に自分の人生を歩んでいくことができるのか。
何か子育てを終えた後の親についてみたいな話になっちゃいましたが、モブ君に出会う前の雰囲気からして、その点が少し心配になるんです。

モブ君の成長と一緒に、霊幻の今後についても最後まで見届けたいですね。


 

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感想(10件)


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